Mapletreeは、エネルギー消費量とそれに伴う温室効果ガス（GHG）の排出量を削減し、効率を高めることを目指しています。

当グループが所有する不動産に導入したグリーンエネルギーのソリューションや技術には次のようなものがあります。

• ハイテクソリューションへの投資に加え、建物の機械、電気、管理システムの効率を高めるための継続的な更新や改修を行っています。
• センサーや診断などの先端技術を活用して、必要な負荷を積極的に検知・最適化・低減したり、機械や電気のシステムを完全に停止したりすることを引き続き検討します。これにより、テナントの快適性を犠牲にすることなく、ビルの運営を確実に行うことができます。

また、当グループは慎重な水管理の重要性を認識しており、ステークホルダーと協力して水の消費量を削減し、水の使用効率を向上させるために積極的に取り組んでいます。節水の取り組みの一部をご紹介します。

• 冷却塔やその他の非飲料水用途に、可能かつ実用的な場合は再生水を使用する（例：シンガポールのNEWater）。
• 水の消費量、損失、浪費を最小限に抑えるために、水関連システムの運用パラメータを調整する。この目的のために、Mapletreeはビルシステムの運用スケジュールの標準化と最適化を積極的に進め、使用されていないシステムのシャットダウンも行っています。
• 衛生設備の不具合を検知・報告する技術の活用を積極的に検討しています。
• Mapletreeのビルのトイレには、それぞれの国の水効率ラベリング制度（シンガポールのPublic Utilities Board's Water Efficiency Labelling Scheme (WELS)やそれに準ずるもの）に沿った節水型の衛生設備や付属品を継続して使用します。

Mapletreeは、革新的で機能的なコンセプトを持つ物件の建設と投資に取り組んでいます。これには、建築設計、建物の詳細、建設、およびメンテナンス活動にサステナビリティを組み込むことが含まれます。長年にわたり、当グループはBCAによる多くのグリーンマーク賞や、米国グリーンビルディング評議会によるLEED（Leadership in Energy and Environmental Design）認証を取得し、クラス最高の建築戦略と手法を実証してきました。