成功と
持続可能性の
拡大をめざして
芸術とデザインを育む

開発物件の魅力を高めるためデザインを採用し、また施設の活力を強化するべく芸術を吹き込む不動産デベロッパーとして、Mapletree は芸術やデザインが生み出す価値を理解しています。そのことから、VivoCity (ビボシティ) や Mapletree Business City (メープルツリー・ビジネスシティー) (MBC) といった旗艦プロジェクト内の共用空間に芸術作品を展示しています。また、芸術に対する認識を広めるため、アレクサンドラ地区周辺のビジネス・コミュニティに対する芸術作品の斡旋プログラムも施設内で無償にて行っています。こうした貢献が認められ、Mapletree はシンガポール国立芸術評議会による Patron of the Arts (パトロン・オブ・ザ・アーツ) 賞を継続的に受賞しています。

さらに、グループは、グループの旗艦物件MBC開発でのNACによる2年に1回のパフォーマンスシリーズである「Arts in Your Neighbourhood」(AYN)の会場スポンサーを提供しています。

 Mapletree ブランドの明確化

Mapletree では、シンガポール国内の開発物件に展示されている芸術作品を集めたコーヒーテーブルブックをシリーズで制作しました。シリーズ一冊目となる Arts in the City(アーツ・イン・ザ・シティ)は MBC に展示される8つの芸術作品を取り上げ、続く Arts on the Waterfront(アート・オン・ザ・ウォーターフロント)には VivoCity にある、2006年初開催のシンガポール・ビエンナーレ(2年に一度催される美術展覧会)で発注された7つの芸術作品が掲載されています。シリーズ最後の本、Artefacts from Sea to Land(アーティファクツ・フロム・シー・トゥ・ランド)では、Mapletree のハーバーフロント地区周辺の公共の場所に設置されている、シンガポールの海洋国家としての歴史を扱った芸術作品を紹介しています。


アーツ・イン・ザ・シティ

シンガポール国立芸術評議会(NAC)との共同事業であるArts in the City (AITC)とArts in Your Neighbourhood (AYN)でのアート・パフォーマンスとプログラムを通じて芸術を広めるよう努めており、地域のアーティストが参加する様々なジャンルのアートパフォーマンスや展示を、旗艦物件MBCにて開催しています。 2013年から始まったAITCでは、働く人々が芸術に触れる機会を提供し、また、地域のアーティストが自身の芸術的な才能を発信するプラットフォームを提供しています。

2013年にスタートした Arts in the City (アーツ・イン・ザ・シティ)は、Mapletree とシンガポール国立芸術評議会(NAC)との共同事業で、芸術を職場に取り入れ、働く大人が芸術に触れるチャンスを増やすことを目指す NAC のアーツ@ワークプログラムの一環として行われており、MBC を会場に無料の芸術パフォーマンスが開催されています。

Mapletreeは、2020年5月に新しいデジタルシリーズ「Mapletree Arts in the City (MAITC) on Air」を開始しました。このシリーズは、音楽からダンスまで様々なパフォーマンスに加え、デジタルシアターやアートのチュートリアルなどを紹介するもので、グループのCSR活動の一環として、シンガポールの「サーキットブレーカー」期間中に芸術のためのプラットフォームを提供するとともに、コヴィド-19のパンデミックと闘う最前線の労働者に敬意を表してスタートしました。2021年3月31日時点で、MapletreeはAirでMAITCに85,000シンガポールドルをコミットしています。

  

 

 

 

 

Mapletreeは、2018年より、地元で高い評価を得ている芸術団体「The TENG Ensemble」のコーポレートスポンサーとなりました。

このスポンサーシップのもと、MapletreeはVivoCity Amphitheatreでの公開パフォーマンスに資金を提供するとともに、中国音楽に情熱を注ぐ21歳以下の若い才能の音楽教育を経済的に支援するMapletree-TENG Academy Scholarshipsを提供しました。2018年以降、18人の若者がこの奨学金の恩恵を受けており、それぞれ1万シンガポールドルの価値があり、2年間の任期を持つことになります。

 

 

スポンサーシップの下、MapletreeVivoCity Amphitheatreでの2つの公演と、毎年4つのMapletree-TENG Academy Scholarshipsに資金を提供しました。奨学生が順調に励んでいることから、2020年には4人から6人の奨学生へと支援を拡大し、中国音楽に情熱を燃やす21歳以下の若い才能に音楽教育のための財政的支援を提供することになりました。

 

パフォーマンスアートだけでなくビジュアルアートへの支援を拡大するため、Mapletree3年連続でメインスポンサーとしてSchool of the Arts (SOTA) Primary 6 Art Competitionを支援しました。2018年にスタートしたこの全国規模のコンペティションは、若い芸術的才能を発掘し、作品を発表するためのプラットフォームを提供することを目的としています。

Mapletreeは、アートブック「Culture City.Culture Scape.」を発行することで、CSR活動の柱としてのアートをさらに強化しました。このアートブックは、パブリックスペースにおけるアートの重要性を強調し、MBC IIでのパブリックアートのコミッション、キュレーターとアーティスト、Mapletreeの会長Edmund Cheng氏との対話を記録しています。また、2017年に始まった「Mapletree-NTU CCA Singapore Public Art Education Programme」では、Mapletree Public Art Trailでの定期的なガイドツアー、公開イベント、教育セミナー、カンファレンスなどを実施しています。

会場スポンサー

Mapletreeは、CSR関連イベントの際シンガポール国内の物件を会場として提供しいます。例えば、MBCで行われたHealth Promotion Board’s Workplace Health Promotionシリーズの会場スポンサーとして、またVivo Cityでは、Pathlight School の商品販売の会場スポンサーとなりました。